主に水がおいしくない地域で販売されている、良くない商品についての紹介です。
「磁気活水器」という商品があります。効果ははいかがなものでしょうか?
消費者の健康志向などを背景に、磁気等を利用して「水道水のクラスター(分子集団)を小さくする」「水がおいしくなる」など、一見、科学的な根拠に基づくかのような効果、性能をうたう商品が「活水器」などの名称で広く販売されている現状があります。
この商品の価格帯は2800円〜2、3万円と幅広いです。
私は、水道水が比較的おいしい地域に現在住んでいます。昔、水道水がおいしくない地域に住んでいたときに購入した浄水器も、今は片づけてあります。
しかしこの磁気活水器は、浄水器とは全く違うもののようですね。簡潔に申し上げると、効果は無いと報じている団体が多いです。
新しい悪徳商法と割り切って、相手にしないほうが消費者の懸命な対応かもしれませんね。
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磁気活水器の効果については、効果は無いと報じているメディアや団体が圧倒的に多いです。全くもともとの水道水と変わり無いのか?というと、そうではないらしいですが。
高額なお金を出してまで購入するほどでもない、ということだと思います。
おそらく水道水をおいしく飲んではいないだろうと思われる東京都の調査結果を拝見してみると、磁気活水器について良くない印象をたくさん抱くようになると思います。
浄水器については、まずくて飲めたもんじゃないという水道水が明らかにおいしくなりますから、効果は十分です。しかし、「磁気活水器」については、消費者の健康志向の高まりなどを受けて、一見、科学的な根拠に基づいてさまざまな効果・性能があるかのように見せかけているだけなのでしょう。高額な高い買い物には気をつけなければいけませんね。
東京都が行った「磁気活水器」の表示に関する調査・検証結果においての考察としては、以下のような点が挙げるようです。
1、 現時点で行われている試験結果からは、「水のクラスター(分子集団)が小さくなる」と結論付けることはできない。こうした中で、商品に関する虚偽の表示をしてはいけない。
2、 取扱商品について十分な情報や根拠を持たないまま、表示をしてはいけない。
その商品について実際のものよりも著しく優良であると消費者に示すことによって、不当に顧客を誘引することはいいことではありません。
消費者へのアドバイスとしては、一見、科学的な根拠に基づくかのように効果・性能をうたった表示であっても、これをうのみにせず、多角的に情報を収集したり、東京都消費総合生活センターに相談するなどして、商品・サービスを合理的に選択していく必要があるとのことです。賢くならなければいけませんね。
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